byakusyn(@byakusyn)です。
2020年ももうすぐ終わり。
Twitterでつぶやいていた、今年リリースされ印象深かった新譜を振り返りをまとめました。
ポストメタル、ポストブラック多め。
ハンガリーのインストポストロック~ブラックゲイズ辺りのバンド、black particlesの「Wave Function Collapse」。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
バック骨太でありつつも憂いに富んだ響きと旋律が魅力的。https://t.co/Mt9GxgftY3 pic.twitter.com/OgqPpKZOT7
スウェーデンのポストブラックデュオ、Together to the Starsの「As We Wither」。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
ポストブラックど真ん中の曲調だけど、押し出された響きの明るさが切なげでよい。https://t.co/sQq3HSby23
カバー画像 pic.twitter.com/4BGBgJg1y8
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
ロシアのポストブラック、A Light int the Darkの「Insomnia」。常磐線のアナウンスやジャケットでちょっと話題になった一枚。明るさというよりは叙情性に溢れる旋律がドラマチックで、人の温度を感じた。https://t.co/MWrbkPKBkK
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
カバー画像(忘れがち pic.twitter.com/DKtAa8qo3p
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オーストリアのポストブラック、KARGの「 Traktat」。Harakiri for the Skyのvoによるソロプロジェクトなので傾向はだいぶ似ているけど、ギターのクリーントーンを多用して展開するところがよい。割と多作で今年はこの他にEP1枚リリースしてる。https://t.co/7iIOPexq1Z pic.twitter.com/ZszSMheQEv
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
ポーランドのインストメロディックメタル、 Distant Dreamの「Point Of View」。ポストロックからの影響を感じつつ、ミドル~スローテンポの泣きのギターソロが心地よい。ある意味とてもインストらしく、演奏レベルも高い。https://t.co/sOp9H2pSks pic.twitter.com/U3FoVt7Sns
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UKのポストハードコア、Svalbardの「When I Die, Will I Get Better?」。最初女性voだと分からなかったくらいにパワフルなボーカルが、疾走感あるビートに乗りエモーショナル。前作よりもアトモスフェリックでこれもまたよい。https://t.co/Prvib1TSrO pic.twitter.com/KTSUpJej4t
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ロシアのポストメタル、Grasping Veldの「Horizons」。硬派でスラッジーなリフと、それに絡まるボーカルがかっこいい。https://t.co/XW4Ow0iTZK pic.twitter.com/W4W9Ea3ZWS
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
彼らが拠点とするカリーニングラードはロシアの飛び地で、ポーランドとリトアニアに囲まれバルト海に面した街なんだそう。GoogleMap見ると、モスクワから見ると更に間にベラルーシがあり、本国から離れた位置にあるみたいね。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
スペインの激情ハードコア、ポストロック、Viva Belgradoの「Bellavista」。日本のenvyや残響系からの影響を感じつつ、激情押しだった前作から作風の幅が広がり、バンドの懐の深さが伝わる快作。曲名に「碇シンジ」「池袋サンシャイン」など日本語がある。https://t.co/viSXWo0wVp pic.twitter.com/a854Kq1SN9
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
歌詞は(おそらく)スペイン語で、英語とは違う響きでなお面白い。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月29日
イタリアのインストポストメタル、threesteptotheoceanの「Del fuoco」。従来の持ち味だったアトモスフェリックな雰囲気を継承しつつ、よりドゥーム要素が増し、更にトライバル風味も帯びた1枚。聴いていると次々と風景が浮かび上がり、白昼夢を見ている気分になる。https://t.co/X3GTLDMnQb pic.twitter.com/lDrsWsNnZT
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
オランダのポストブラック、An Autumn For Crippled Childrenの「All fell silent, everything went quiet」。こちらは絵本を見ている気分になる1枚。ノイジーなギターがシンセと絡まった密度の濃い空気を、歪みの豊富な絶叫が先導する。多作で毎回ジャケが美しい。https://t.co/nZ6uoFqGjk pic.twitter.com/dMCNVHVIOp
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
ドイツのポストメタルの雄、The Oceanの「Phanerozoic II: Mesozoic | Cenozoic」。壮大なコンセプトをもとに、スラッジーでプログレッシブに描かれる彼らの曲は圧巻。個人的に今作は彼らの作品の中でも群を抜いていると思います。https://t.co/bYoA2QeFik pic.twitter.com/FZhIsp9bRI
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
日本のラウドロック、lynch.の「ULTIMA」。メタルコアの流れを組むモダンでパンチあるサウンドに、まさに吠える歌声がかっこいい。2021/02/03初の武道館公演を予定しているビッグネーム。https://t.co/qUfC9D8c7x pic.twitter.com/eOXLdRDSd8
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
USのポストメタル、アーロン・ターナー率いるSUMACの「May You Be Held」。灰野敬二氏と共演してからよりエクスペリメンタルな作風に進化。圧倒的なサウンドに野獣の如きvoが強烈。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
これだけラウドなのにギターの音色もしくはグロウル一つでアーロンと分かる個性がすごい。https://t.co/c4Lat2sese pic.twitter.com/OBFQvx5mQB
バンドリのRoseliaの「Wahl」。アニメの企画バンドであるもののプロダクションのクオリティがとても高い。全員声優さんでメインvoは力みあるものの歌唱力があり、コーラスの声質もかわいくてよい。一番好きな曲はSafe and Sound。サビのすくい上げた心で~のでの音がツボったhttps://t.co/CyDwDPDPbd pic.twitter.com/fTUOWjGh7S
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
同じくバンドリのRAISE A SUILENの「ERA」。Roseliaよりダンサンブルで、DJメンバーがいてラップあり。最初YouTubeで見て、随分とパフォーマンス力あるなと思ったら元々プロアーティストがいて、voとdrは現SHAZNAのメンバー、gtはESP卒業生とのこと。UNSTOPPABLEが好き。https://t.co/MZX16PPcUV pic.twitter.com/eKTANiVNgC
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
ラスト。USのオルタナメタルの代表格、deftonesの「ohms」。初期4作を手掛けたテリー・デイトと再タッグを組んだ新譜。1曲目リフに突入した瞬間一気に持っていく世界観は健在。
— byakusyn (@byakusyn) 2020年12月30日
アルバム最後のタイトル曲、ohmsは他の曲とは異質な響きがありさらなる進化の予感を感じる。https://t.co/7mGAcSZdfr pic.twitter.com/1OD4FUs0oZ
好みが思いっきり出ているラインアップです。
しかし、今年の一番の驚きは、バンドリ勢のクオリティの高さですね。
シンセやDJ、コーラスなど、音色が多い中で音を畳み掛けるように、しかしどこで何を聴かせたいか目的意識がはっきりしたアレンジとミックス。
勉強になります。
ちなみに国別のアーティスト数は以下の通りでした。
日本:3
US:2
ロシア:2
UK:1
オランダ:1
ドイツ:1
イタリア:1
スペイン:1
ポーランド:1
オーストリア:1
スウェーデン:1
ハンガリー:1
狙ったわけではないですが、ばらばらですね。
しかし世界中の国の、メジャー・マイナー問わず様々な音楽が聴けることは、我々リスナーにとっては幸せなことです。
来年はどんな新譜が出てくるのか楽しみ。
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byakusyn