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サブミッションメディアを利用したプロモーションの結果

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

1stアルバム「chinmoku」をリリースして4ヶ月、

以前記事にしたSubmitHub、PlaylistPushを使用してプロモーションした結果、

どのくらいのストリームの獲得とリーチができたのか、分析してみます。

 

 

SubmitHubとPlaylistPush

両者については過去記事に書いていますので、そちらをどうぞ。

 

byakusyn.hatenablog.com

  

byakusyn.hatenablog.com

 

SubmitHubでは「aya no kumo」を、PlaylistPushでは「hien」を

それぞれサブミットし、それぞれ7,8個くらいプレイリストに入れてもらいました。

他の曲は特にプロモーションしていません。

 

なお今回プロモーションしたのは上記とTwitterSoundCloud

YouTube(登録者極小)と本ブログでした。

Facebookは利用していません。

 

また、プラットフォームとしてはSpotifyに一点注力しました。

 

リリース後から現在までの実績

ストリーム数

対象となる曲を30秒以上再生した再生数です。

・hien:約20.0K

・その他:約0.2K

PlaylistPushでサブミットした「hien」とその他で圧倒的大差が付きました。

ここまで差が出たので、取り上げてくれたプレイリストの集客力による

ものと思います。

しかし、これはプレイリストに乗った曲からアルバムへ、リスナーが

流れていないことをはっきり物語っていますね。。。

 

リスナー数

ユニークリスナー数です。

・hien:約13.5K

ならして単純計算すると、48.1%の人が2回聴いて、残りは1回聴いた結果。

 

セーブ数

・hien:約1.2K

少なくとも、また聴きたいという意思がある人が、再生数に対して6%でした。

 

オーディエンス

80%が男性、年齢層のピークは28-34、18-22と23-27が拮抗し、

少し下がって35-44という配分でした。

この辺は、プレイリストのリスナーの性質がもろに出るところと思います。

 

国と地域

直近28日分の統計しか表示されないので、トータルの集計はできていませんが、

やはりUSA、カナダについで欧州でした。

日本は伸びないですね。載せてもらったプレイリストはいずれも海外キュレーターに

よるものであること、あとは日本での配信サービスの普及度によるものかも。

 

結果の分析

以前から言われていることだけど、昨今はプレイリストで曲を聴くのが

世界的なトレンドであることを痛感した結果でした。

 

自分のようにアルバム単位でリリースする人には、正直厳しい印象ですね。。。

プレイリストに載せてもらった曲から如何にアルバムに誘導するかが鍵ですが

今のSpotifyではその導線が仕組み上は用意されておらず、リスナーが

プロフィールを見てリンクをたどりアルバムを選択する必要があります。

つまりリスナーを能動的に動かすほどのインパクトがないと、アルバムを

聴いてもらうことに繋がりません。

 

つまり、サブミッションメディアを介してプレイリストに取り上げてもらうことは、

その曲のプロモーションとして効果的な反面、アルバム単位では効果的ではないです。

ここについては、正直なところ解決策が見えていません。

どういったリリース形態をとって行くかを含めて、今後を検討したいです。

 

狙ったターゲット層へのリーチについては、載せてもらったプレイリストの

性質や年齢層、性別などから、期待通りリーチできたものと思っています。

 

あと、ターゲットがほぼ欧米であることから、今後はFacebookを活用していきたい

ですね。SoundCloudでもそこそこ再生数が出ている反面、ユーザの入れ替わりが

ある印象なので、SoundCloudで発見→Facebookでつなげる、この流れを取りつつ

Facebook広告の利用などを考えて行きたいです。

 

あとがき

サブミッションメディアの活用は、自分としては今後の課題は多いものの、

一定の効果があったと思います。

今回は初回ということでサブミッションメディアに絞ったプロモーションでしたが、

今後はもっと多角的な試みをやってみようと思います。

 

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