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新曲"hakugin to kosai"「白銀と虹彩」をアップ

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

2022/01/04に、新曲"hakugin to kosai"「白銀と虹彩」をアップしました。

 

 

今回の曲のテーマは以下でした。

 

・テンポ早め

・コードの響き重視

・好きでよく使う3拍子を使わない

 

上の2つは今までの流れの踏襲だけど、3拍子を使わないテーマは今回初めて試してみました。

しかし拍子は変えたくなるんですよね。

今回はメインリフの一部が2/4にしてみたところ、よい感じになりました。

 

曲展開については、主題労作ほどのものではないけど、序盤に登場するリフを後半に形を変えて提示するのが好きで、今までの曲でもよくやっています。

メインリフはラストでコードと拍子を追加、Aメロは最後のリフに繋がるところでリズムと音を変えています。

単音ブリッジミュートのリフは、前半と後半で音形は同じで高さを変化させて、曲展開をサポートしています。

 

なお主題労作とはクラシックの音楽の中で使われる言葉で、楽曲の主題、いわばメインリフのモチーフを変奏して曲中で何度も使用することで統一感を出す手法のことです。

おれが最も敬愛するブラームスがこの技法を得意としていることが有名です。

おれの曲はクラシックに比べて短いしアカデミックでも無いし、労作って程の回数じゃ無いけど、元あるリフを変形させるヒントになりました。

 

リードギターは2本で、中間部はハイトーンのリードに対して音程低めのトレモロリフを掛け合わています。

この辺りのアレンジは、これまたクラシックの合唱曲の、バリトンとソプラノのイメージからヒントを得ています。

 

次にサウンドについて。

今までから一番変更したのはベースで、今回はピック弾きで、Neural DSPのParallaxでかなり歪ませています。

やっぱSpectorはピック弾きのサウンドもよいですね。メイプルならではの気持ち良いローとハイの出方がします。気持ちよくていつまでも弾いていたくなる。

 

ドラムはレイヤーするサンプルをちょっと変えて、バスドラとスネアの押し出しを強めてみました。今回バスドラはちょっとやりすぎたかもしれませんね。

ドラムはフレーズもサウンドも、常に試行錯誤の繰り返しです。

 

次回は上記に加えて、ギターのローの扱いについても深めていきたいですね。

もう少しエグみのあるローが欲しいなと感じます。