byakusyn(@byakusyn)です。
2022/06/29に、新曲"hiiro no tsuki"「緋色の月」をアップしました。
今回の曲のテーマは以下でした。
要はポストブラックによったアプローチ。
つたつたビートは、実は今回が初でした。
自分の曲はつたつたさせるにはBPMが遅めなんだけど、メインリフとのバランスを取ったテンポに設定。
つたつたさせた上にトレモロリフを乗せると、やっぱり気持ち良い。
トレモロリフは、高音域よりも中音域、特にローフレットで弾いた響きが好みで、曲の中でよく映えると思うんですよね。
今回に限らず、曲を作る時何かと何かを対比させると言うのは常套手段。
リードギターの範囲ではユニゾンする箇所とハモる箇所を明確に分けたり、リズムギターも含めた範囲ではリードがユニゾンする箇所でリズムギターは同音多めのオープンコードで音を前に出したり、ハモる箇所ではセーハを使ったコードで和音感を出したりなど、全体のメリハリを意識しています。
こういうアレンジは効果的だし、色々試すのも楽しい。
拍子は8/8(4/4)、6/8、5/8の拍子。
中でも癖があるのが5/8のような奇数の拍子。ここはリードのトレモロリフのユニゾンを4/8+6/8、シンバルをその区切りに入れているけど、ビート自体、ベース、クリーンギターは5/8*2で弾いています。
これは印象に残るメロディと、奇数の特殊な拍子による違和感、どちらが勝るかを試してみたところで、結果、今回はメロディが勝ったのですんなり聴ける仕上がりになっています。
一方で最後のブリッジの部分だけ思いっきり5/8にして変拍子感を出して、その後6/8につなげています。スパイスといったところ。
全体的に、うまくまとまったと思います。
次もつたつたビート+トレモロリフの曲を作りたい。