byakusyn(@byakusyn)です。
今回はデータバックアップについて。
DTMerはもちろんのこと、PCで創作やものづくりをしている人にとって、作品そのものであるデータ。
ある日、いつも通りPCを起動するものの、そもそもPCが起動しない or データドライブが読めないず、データが失われた・・・
なんてことになって悲しい思いをした人、多いのでは。
大事なのは日頃のバックアップ。
昨今ハードディスクも安いしフリーウェアでできることも多いので、
データの「生命保険」として導入がおすすめ。
目次
バックアップの種類
何を対象にバックアップするかによって、ざっくり以下の種類がある。
- システムバックアップ
- データバックアップ
システムバックアップはWindows10の標準機能である「システムの復元」など、
Macでは「Time Machine」などでできる。
個人的に、OS標準のシステムバックアップはなんとなく信用していないので、使っていない。
データさえ残っていれば、PC自体は時間がかかっても元に戻せるので。
ここではデータバックアップについて触れる。
データバックアップの仕組み
データバックアップはそのバックアップする方式によって以下の種類がある。
詳しい話はストレージに詳しい記事に譲るけど、簡単に言うと
差分バックアップは初期フルバックアップに対する差分を都度バックアップする方式、
増分バックアップは前回から今回までの増分のみをバックアップする方式。
ひとまず個人利用ではフルバックアップだけで良いと思う。
ミラーリング
フルバックアップのたびにその分容量を使っていたら、安くなったとはいえ容量がいくらあっても足りない。
ミラーリングはバックアップ元とバックアップ先を同期することで、一種のフルバックアップとも言える。
バックアップソフト
窓の杜やfreesoft100あたりで検索すると、フリーでたくさんヒットする。
自分は更新止まってだいぶ経つけど、BackupF2Fというソフトを長年使っている。
古いソフトだけど、機能に不足なし。
定期実行
バックアップのフリーソフトの多くは、定期実行にWindows標準機能のタスクスケジューラを使っていることが多い。
コントロールパネル - 管理ツールから、タスクスケジューラを起動。
操作から基本タスクの作成をクリックすると、タスクを作成できる。
名前と説明をわかりやすく。
毎日が推奨。
時間は都合が良い時間で。
デフォで。
これは利用するソフトによって異なるので、そちらのマニュアル・readmeを参照。
完了するとタスクが作成される。
指定したスケジュールどおりバックアップソフトが起動すればOK。
運用
バックアップ導入にあたり、どこまでの障害を救うかを線引する必要があって、
ここまで紹介したミラーリングは、PC本体のハードディスクと、
バックアップ先ハードディスクが仮に同時に壊れたら救いようがない。
ここで、「そこ同時に壊れることはまずないっしょ」と思う人と
「もっと安心が欲しい」と思う人がいるはず。
これは保険と一緒できりがないので、どこまでやるかはその人の判断でよいと思う。
自分の場合、仕事も含めてハードディスクの故障に何度が遭遇しているので、
バックアップ先ハードディスクを二台にして二重化している。
本当はクラウドも加えて三重化がベストだけど、容量がでかい・・
あとがき
TwitterなどのSNSを見ていると、バックアップせずデータが消失して悲嘆に暮れているクリエイターを見かけるので、割と対策をしていない人が多い気がするのよね。
今はハードディスクも安いし、外付けケースと合わせれば気軽に増設できるので、
バックアップを導入しない手はない。
DTMerに限らず、大事なデータってそれぞれあるはず。
結婚式や亡き人、ペットの写真や動画とか、思い出のある過去の記録。
明日PCが壊れるかもしれませんよ・・・
思い立ったが吉日、すぐに導入してデータに保険をかけましょう。
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byakusyn@1stアルバム製作中