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サブミッションメディアとSubmitHub

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

しばらくぶりの更新。

前回はプレイリストとキュレーターについて触りを書きました。

今回はサブミッションメディアとSubmitHubについて書きます。

 

目次

 

サブミッションメディアとは

ネットなどからサブミット(提案・投稿)された音楽を、そのメディア自身のブランドの

チャンネルで紹介するメディアのことです。

 

多くのキュレーターは自身のプレイリストのテーマを明確に打ち出しています。

それに対してサブミットする側(つまり私達)が自分の曲をサブミット、

受け取ったキュレーターはプレイリストの掲載可否をクオリティや

テーマとの親和性などから判断し、OKであればプレイリストに追加してくれます。

 

プレイリストにはそのテーマやジャンルに沿った音楽が追加され、リスナーも

その音楽のファンが多いため、狙ったプレイリストに追加してもらえれば、

自分の音楽のファンになる可能性の高いリスナーに音楽を届けられることになります。

 

サブミッションメディアに載せてもらうにしても、ただ闇雲に載せてもらって

ファンになる可能性の低い層にばかり届いていたのでは、効果はありません。

どういった音楽のファンに届けたいのかを明確にし、そのためにはどの

キュレーターにサブミットするべきか、そのあたりを明確にする必要があります。

 

SubmitHubの特徴

Spotifyなどにアップしている曲をキュレーター宛にサブミットできるサービスで、

特徴は以下。

  • 値段が安い
  • フィードバックの有無を選択可能
  • キュレーターは自分で探す
  • 直接キュレーターとやりとりする(もちろん英語)

 

値段が安い

1クレジットおおよそ1$で購入して、1キュレーターにサブミットするのに

1~3クレジット程度消費します。少額なので値段はさほど気にせず利用可能です。

 

フィードバックの有無を選択可能

不採用の場合でも、キュレーターからのフィードバックについて選択できます。

コピペなしのオリジナルフィードバック必須、

フィードバック自由だしこちらに通知もしない、

フィードバックいらないから最低でも90秒聞いて、

から選択できます。

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あくまでキュレーターは自分の立場でフィードバックしてくるので、

参考になるならないはそのとき次第だと思います。

自分の場合はジャンルが近いキュレーターが有用な指摘をくれたので、

結構参考にしていますね。

 

キュレーターは自分で探す

ジャンルを選択してキュレーターを絞り込みます。

ジャンルはそこそこ細分化されていますが、複数のジャンルにまたがるような

音楽性の場合、結構悩みます。

上にも書いた通りどのようなジャンルとしてどんなリスナーにアプローチしたいかを

明確にする必要があります。

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リストアップされたキュレーターについて、好むジャンルの詳細や承認率、

他にも様々な情報が表示されるので、それもキュレーター選びの参考に。

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直接キュレーターとやりとりする(もちろん英語)

曲をサブミットすると、キュレーターによっては、

「自分のYouTubeチャンネルに載せたいから著作権承諾送ってYO」

などのように、追加でやり取りが発生する場合があります。

これはGoogle翻訳と学生時代を思い出して対処。まあなんとかなります。

 

採用

Spotifyプレイリストなど、そのキュレーターが展開しているメディアに

登録してもらえます。

SubmitHubサイト内のチャットにリンクが届きます。

 

なお採用率はかなり低いようで、20回送って2,3回採用されれば・・といった

レベルのようです。

これはその音楽のジャンルにもよるので一概に言えないですが、

まあ多くはない、と考えていたほうが不採用を必要以上に気にせずに済みます。

自分の場合は思ったより打率が良くて、9人に送って4人に載せてもらえました。

 

曲の説明はしっかり書こう

サブミット前に曲を登録し、その曲の説明詳細を記載する箇所があるのですが、

ここを気合い入れて仕上げた方が良いようです。もちろん英語で。

というのも、キューレーターは毎日何十何百もの曲を受け取っています。

いくら曲勝負とはいえ、その曲の特徴やイメージなどをある程度頭に入れてから

聞いてもらったほうが印象に残るはず。

 

音楽やっている人には、それを言葉で説明するのを嫌がる人もいるし、

その気持ち分からないでもないけど、

売り込みたいものをプレゼンできないなら売れるはずがないので、

しっかり書きましょう。

 

あとがき

正直なところ、かなり地道で地味な作業です。

でもこういった活動をおろそかにせずやってきた人たちが、高再生数を出し、

高リーチ率を実現してファン獲得につなげていっているんでしょうね。

自分もサブミッションメディアについて駆け出しで、有効な戦略が

まだ明確でないので、今後も利用してみようと思います。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

byakusyn.bandcamp.com

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