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サブミッションメディアとPlaylistPush

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

前回のSubmitHubに続いて、PlaylistPushについて。

 

 

PlaylistPushの特徴

  • 選択したジャンルに応じて自動的にキュレーターに曲を送ってくれる
  • 価格が安くはない

 

選択したジャンルに応じて自動的にキュレーターに曲を送ってくれる

SubmitHubは自分でキュレーターを選びましたが、PlaylistPushは

こちらでは選ばず、PlaylistPush側が選び、かつコンタクトをとってくれるので、

キャンペーンを開始したらほとんどお任せでOKです。

PlaylistPushのサービスと英語でやり取りはするけど、SubmitHubほどはないですね。

 

逆に言えば、送信先の選択はお任せ状態になるため、必ずしも自分の曲調に

マッチしたキュレーターばかりに送信してくれるとは限りません。

 

価格が安くはない

最安で300$から、だいたい350$くらいはかかります。

おおよそ3万円から4万円くらいですね。

自分の場合は確か370$位払いました。

 

曲を登録する画面にも、予算を聞かれる選択肢があります。

「How much do you want to spend」のところです。

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しかしここ、「$300 or more」を選択しないと次に進まないんですよね。

 

無料のツールやサービスが溢れる最近にしては安い値段ではないですが、

ここにはデモレベルの音源をふるい落とす意図もあるかもしれませんね。

その分、有力なキュレーターに送信してくれる印象があり、実際

PlaylistPush経由で載せてもらったプレイリストでの再生数、リーチ数は多いです。

(実績は別の記事に書きます)

 

また、送信するキュレーターの数によって値段が変わります。

もちろん多くのキュレーターに送るためには、その分価格が高くなります。

ここはある程度、こちらの予算に応じて選択することができます。

 

ジャンルの選択は慎重に

なるべく自分の曲調にマッチしたキュレーターに送信してもらうための

重要なポイントは「ジャンルの選択」です。

送信先を判断する材料がジャンルしかないですからね。

 

複数選ぶんですが、あれもこれもではなく、これぞ、というのを選びましょう。

 

しかし、曲調が特定のジャンルに対してどストレートでもない限り、

キュレーターが思っているジャンルと、自分が思っているジャンルの相違は

どうしても発生します。

 

例えば「ポストロック」。

Caspian好きだし曲調もぎりポストロック行けるかな、と考えてジャンルに

入れてみたんですが、あるポストロックなキュレーターからは

「うちはアンビエントネオクラシカルがメインなんだ」って返答が来ました。

その人の思うポストロックはSigur Rosとかだったのかも知れません。

 

あと「メタル」でも、プログレッシブメタルはOKだけどニューメタルはNGとか、

色々です。なので、メタル専門のあるキュレーターからはヘヴィすぎるって回答、

別のメタル専門のキュレーターからはライトだって回答があったりします。

 

これはね、仕方ないです。

キュレーターもそれぞれのテーマやポリシーをもってプレイリストや

チャンネルをブランディングしているので、それにマッチしなければそれまで、

と考えるべきです。

 

多分歌ものの方が有利

単純にプレイリストに載せてもらいやすさから言うと、歌ものの方が多分有利です。

自分が返答をもらったキュレーターには、うちはインストやってないんだ、という

回答が少なくなかったんですよね。

 

歌ものといっても、我々日本人は英語ネイティブでもなし、日本語の歌詞も扱って

もらいやすいとは思えないですが・・。

 

あとがき

自分の場合、PlaylistPushの効果はかなりありました。

 

値段が高いと言っても、アルバムリリースのタイミングであれば多くて年1回位、

セールのたびについ買ってしまうプラグインを何度か我慢すれば手が届く範囲。

 

製作にはお金かけるけど、プロモーションにはほとんどかけず、

聞いてもらう機会を獲得していないのはもったいないですからね。

 

一度利用してみることをおすすめします。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

byakusyn.bandcamp.com

open.spotify.com

 

 

サブミッションメディアとSubmitHub

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

しばらくぶりの更新。

前回はプレイリストとキュレーターについて触りを書きました。

今回はサブミッションメディアとSubmitHubについて書きます。

 

目次

 

サブミッションメディアとは

ネットなどからサブミット(提案・投稿)された音楽を、そのメディア自身のブランドの

チャンネルで紹介するメディアのことです。

 

多くのキュレーターは自身のプレイリストのテーマを明確に打ち出しています。

それに対してサブミットする側(つまり私達)が自分の曲をサブミット、

受け取ったキュレーターはプレイリストの掲載可否をクオリティや

テーマとの親和性などから判断し、OKであればプレイリストに追加してくれます。

 

プレイリストにはそのテーマやジャンルに沿った音楽が追加され、リスナーも

その音楽のファンが多いため、狙ったプレイリストに追加してもらえれば、

自分の音楽のファンになる可能性の高いリスナーに音楽を届けられることになります。

 

サブミッションメディアに載せてもらうにしても、ただ闇雲に載せてもらって

ファンになる可能性の低い層にばかり届いていたのでは、効果はありません。

どういった音楽のファンに届けたいのかを明確にし、そのためにはどの

キュレーターにサブミットするべきか、そのあたりを明確にする必要があります。

 

SubmitHubの特徴

Spotifyなどにアップしている曲をキュレーター宛にサブミットできるサービスで、

特徴は以下。

  • 値段が安い
  • フィードバックの有無を選択可能
  • キュレーターは自分で探す
  • 直接キュレーターとやりとりする(もちろん英語)

 

値段が安い

1クレジットおおよそ1$で購入して、1キュレーターにサブミットするのに

1~3クレジット程度消費します。少額なので値段はさほど気にせず利用可能です。

 

フィードバックの有無を選択可能

不採用の場合でも、キュレーターからのフィードバックについて選択できます。

コピペなしのオリジナルフィードバック必須、

フィードバック自由だしこちらに通知もしない、

フィードバックいらないから最低でも90秒聞いて、

から選択できます。

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あくまでキュレーターは自分の立場でフィードバックしてくるので、

参考になるならないはそのとき次第だと思います。

自分の場合はジャンルが近いキュレーターが有用な指摘をくれたので、

結構参考にしていますね。

 

キュレーターは自分で探す

ジャンルを選択してキュレーターを絞り込みます。

ジャンルはそこそこ細分化されていますが、複数のジャンルにまたがるような

音楽性の場合、結構悩みます。

上にも書いた通りどのようなジャンルとしてどんなリスナーにアプローチしたいかを

明確にする必要があります。

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リストアップされたキュレーターについて、好むジャンルの詳細や承認率、

他にも様々な情報が表示されるので、それもキュレーター選びの参考に。

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直接キュレーターとやりとりする(もちろん英語)

曲をサブミットすると、キュレーターによっては、

「自分のYouTubeチャンネルに載せたいから著作権承諾送ってYO」

などのように、追加でやり取りが発生する場合があります。

これはGoogle翻訳と学生時代を思い出して対処。まあなんとかなります。

 

採用

Spotifyプレイリストなど、そのキュレーターが展開しているメディアに

登録してもらえます。

SubmitHubサイト内のチャットにリンクが届きます。

 

なお採用率はかなり低いようで、20回送って2,3回採用されれば・・といった

レベルのようです。

これはその音楽のジャンルにもよるので一概に言えないですが、

まあ多くはない、と考えていたほうが不採用を必要以上に気にせずに済みます。

自分の場合は思ったより打率が良くて、9人に送って4人に載せてもらえました。

 

曲の説明はしっかり書こう

サブミット前に曲を登録し、その曲の説明詳細を記載する箇所があるのですが、

ここを気合い入れて仕上げた方が良いようです。もちろん英語で。

というのも、キューレーターは毎日何十何百もの曲を受け取っています。

いくら曲勝負とはいえ、その曲の特徴やイメージなどをある程度頭に入れてから

聞いてもらったほうが印象に残るはず。

 

音楽やっている人には、それを言葉で説明するのを嫌がる人もいるし、

その気持ち分からないでもないけど、

売り込みたいものをプレゼンできないなら売れるはずがないので、

しっかり書きましょう。

 

あとがき

正直なところ、かなり地道で地味な作業です。

でもこういった活動をおろそかにせずやってきた人たちが、高再生数を出し、

高リーチ率を実現してファン獲得につなげていっているんでしょうね。

自分もサブミッションメディアについて駆け出しで、有効な戦略が

まだ明確でないので、今後も利用してみようと思います。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

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多くの人に曲を聴いてもらうために

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

Spotify音楽配信を始めて、これで日本中はもとより全世界で自分の音楽を

聴いてもらえる準備が整いました。

渾身の自信作、きっと世界中に気に入ってくれる人がたくさんいるはず・・・。

 

目次

 

現実

意気込んでいたものの、待てども待てども再生数もエンゲージメントが伸びず。。

という結末になることも多いですよね。

これはSpotifyに限らず、SoundCloudYouTubeなど、他のサイトでも同様だと思います。

※ここでのエンゲージメントは、SpotifyのSaveとフォロー、SoundCloudのLike、

 YouTubeの高評価など、リスナー側からのリアクションを指します。

 

渾身の自信作なのになぜリスナーに届かないのか。

それには大きな理由があります。

 

みんな自分を知らない

一番の理由はこれです。

 

当然ですけど、名前を知らないと検索のしようがないですよね。

元からSNSなどで繋がりがあるなら別ですが、名前を知らなければ、

存在を知ることすらできないわけです。

 

ではどうやったら名前を知ってもらえるのか。

これはプロの世界、そして音楽に限らず家電などの商品やサービスでも同様に大きな課題で、広告宣伝が必要です。

本気でやると、一つの商品を売り出すにあたり莫大な広告宣伝費がかかり、

個人レベルでは難しいのが現実。

 

キュレーターの存在

一方リスナー側はというと。

インターネットがまだ一般的でなかった時代のリスナーは、

どうやって新しいアーティストを知るきっかけを得ていたのか。

テレビや雑誌ではまだ取り上げられないほどの知名度だけど音が聞きたい・・

 

ラジオの存在が大きかったわけです。

好みのジャンルごとに番組がある程度細分化されていて、深夜まで放送しており、

読者からの手紙やリクエストに答えるなど、テレビよりもリスナーに近い存在です。

 

ラジオで自分の好みのジャンルをプレイしてくれる番組をピックアップする。

自分の好きなアーティストがパーソナリティを務める番組も面白いでしょう。

その番組で新しい曲、新しいアーティストを知り、それを広げていくわけです。

 

ラジオも未だ根強いファンがいますが、最近ではどのような方法があるのか。

そこでキュレーターが出てきます。

 

キュレーターとは

直訳すると学芸員のことで、博物館や美術館などで専門知識を持って研究・管理をする人のことです。

インターネット、特に音楽配信におけるキュレーターは若干意味が異なっていて、

ジャンルやテーマごとにプレイリストを作成し、公開している人です。

 

こういった人たちが、Spotifyを始めストリーミングサービス内にたくさんいます。

有力なキュレーターはフォロワー数が何万何十万といたりと影響力が大きいです。

またSpotifyだと公式がプレイリストを公開していたりします。

 

自分の名前は知らなくてもキュレーターやそのプレイリストの知名度でリスナーは集まってきます。

またプレイリストはジャンルやテーマが明確なので、そのプレイリストに載せてもらうことで

ターゲットとしているリスナーに聴いてもらえる可能性が高まります。

 

コンタクトを取る方法

キュレーターは多くが海外の人なので、Facebookで検索して直接メールする方法があります。

しかしそれでは地道すぎる。(地道な努力は必要だけど)

なのでキュレーターにまとめてコンタクトを取るサービスがあります。

 

自分が今回やってみたのが、以下2つのサービスです。

  • SubmitHub
  • PlaylistPush

 

https://www.submithub.com/

 

playlistpush.com

 

それぞれの特徴や利用方法は、また次に記事にします。

 

あとがき

TwitterSoundCloudでフォローしている人で、

この人の曲かっこいいからもっと聴かれてもいいのに

って思える人っていませんか?。

 

そういうクオリティの高い曲を作れる人ならば、キュレーターの力を借りることで

多くのエンゲージメントを獲得できる機会が得られます。

いずれにしても、曲を作ってアップしっぱなしでは、多くの人に聴いてもらえる

機会を見逃していることになるので、もったいないですよね。

 

作った曲をいかに聴いてもらうか。

DTMerは曲作りだけでなく、リリース後の活動にも力を入れていく必要があると思います。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

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音楽配信にはCD Babyがよい理由と登録方法

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

1stアルバム"chinmoku"をリリースして二週間。

各配信サービスも利用したいので、初めてディストリビューターを利用しました。

ディストリビューターは有名なTunecoreをはじめ世界に多数あって、

自分がどういった観点でディストリビューターを選んだか、そして

配信するにあたって初めて知ったこと(注意点)などを書いておきます。

 

目次

 

ディストリビューターとは

世界中に多数存在する配信サービスへ、個別に登録するのはかなりの労力が必要になります。

ディストリビューターとはそれを代行してくるサービスのこと。

有名どころはTunecore、CD Baby、Distrokid、Dittoなどで、

avexがやっているBIG UP!やFrekulなど、日本初のディストリビューターも出てきました。

 

ディストリビューターを選ぶポイント

ポイントは3つ。

  1. 配信先(どの配信サービスで配信するか)
  2. 還元率(売れた場合にもらえる金額の割合)
  3. 手数料(配信にどれくらいの費用がかかるか)

 

配信先は、SpotifyApple Musicあたりのメジャーどころは、正直どこのディストリビューターでも扱ってますね。

ただ、海外のディストリビューターの場合、LINE Musicなど日本の配信サービスに

対応していないことがあるようなので、それらを利用したい場合は確認したほうがよいです。

 

還元率については本来重視するべきだけど、販売のメインをbandcampと据えたので、

今回はあまり気にしません。

 

手数料は大まかに以下の種類に分かれます。

  • 年払い
  • 一回払い

 

年払いは、リリースした曲・アルバムを配信するのに年間でいくら、という形で費用がかかるもの。

つまり発売して二年目、三年目・・・となるたびに費用が発生します。

額面は割安なものもあるので、後にアルバムに収録するシングルを配信するなどの用途に合うかもしれないですね。

 

一回払いは、費用を一回払ったら、自分が取り下げない限り半永久的に配信されるもの。

自分の楽曲を末永く配信したいなら、こちらがおすすめです。

 

なおディストリビューターを詳細に比較した良質なブログ記事が他にあるので、

こちらを参考にしてください。

 

www.shellbys.com

 

salondemuze.com

 

自分の場合、リリースした楽曲を末永く配信したいので、支払い体系が一回の

CD Babyを利用することにしました。

CD Babyの特徴は、一回払いであることとフィジカル販売もできること。

今回後者はやらないけど、フィジカル販売したい人はCD Baby一択だと思います。

 

CD Babyの登録方法

サイトはこちら。

cdbaby.com

 

現状日本語サイトは無いけど、それほど難しいことも無いので、Google翻訳で頑張りましょう。

アカウントは作成済みの前提で進めます。

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ログインするとACOUNT DASHBORD画面になります。

左のAdd New Titleをクリック。

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アルバムかシングルかを選択。

ここで言うシングルは、1曲のことです。複数の曲を配信したい場合はアルバムを選択します。

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アルバムは通常$49ですが、たまに安くなります。

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アルバムの詳細を入力します。

上から

  • コンピレーションアルバムかどうか
  • 言語
  • アーティスト名
  • アルバムタイトル
  • リリース日
  • レーベル名(入力無しの場合アーティスト名が設定される)
  • 著作権所有者(同上)

段落変わって

  • デジタル配信する
  • フィジカル販売する

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で、ここで注意。

アーティスト名、アルバムタイトルは、全部小文字 or 全部大文字で入力しても、

自動的に「先頭大文字であと小文字」に変換されます。

具体的に言うと、byakusyn、chinmoku2と入力しても以下のように

Byakusyn、Chinmoku2になります。

これは仕様なのか?回避方法がわからず、やむなく先頭大文字にしました。

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バーコードの要否を選択する。

他の多くのディストリビューターはバーコード取得無料ですが、CD Babyは$20かかります。

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実は裏技があって、他でただで貰えるバーコードを利用することもできるようです。

 

100kounen.com

 

自分は初回だしまずは正攻法、ということで、CD Babyで取得しました。

 

よく読んでチェック。

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ディスク枚数を入力。

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曲数を入力。

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トラック名を入力。

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トラック名もアーティスト名と同様に、強制的に先頭大文字になります。

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次に各トラックの情報を設定していきます。

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上から

  • Parental Adivisoryであるか
  • 歌詞の言語(インストの場合、選択肢の中にinstrumentalがあります)
  • ライブバージョンかどうか
  • オリジナル/カバー/パブリックドメイン

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さらに作詞作曲のクレジットを指定します。Legal Nameである必要があるみたい。f:id:byakusyn:20200418230707p:plain

 

作詞作曲と出版社の選択。レーベルに所属していなければ、出版社はNoでよいでしょう。

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トラックごとにこれまでの設定を行うと、全部のトラックのSTATUSにチェックが付きます。

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アルバム全体の設定。

  • ジャンル
  • 活動場所
  • 似ている有名アーティスト

Main Categoryから大まかなジャンルを選択し、細分化されたSub Categoryを選択。

2つまで設定可能です。Mood/Styleは選択肢から最適なものを。

 

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ISRC(国際標準レコーディングコード)はもらいましょう。音楽配信する場合は必須です。無料。

なおUPCとは別物です。

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配信先。デフォルトで全部チェックが入っていますので、そのままでOK。

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Apple MusicとSpotifyのIDの確認。

初めて配信する場合は、この時点では取得できず、配信後にもらえます。

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先行販売の設定かな。特にしないのでNoで。

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10分以上の曲があるかどうか。

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音楽の販売エリアの選択。ワールドワイドに行きたいのでデフォルト。

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ここはよくわかりませんでした。Save and Continueの下のskip(画像に写っていないけどあります)をクリックして次へ。

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アートワークの設定。画像サイズの指定があり、3000 x 3000ピクセルか、1400 x 1400ピクセルで25MB以下の画像を準備してください。
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アップロード。

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オーディオファイルのアップロード。

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結構時間がかかります。

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ここまででアルバムの情報設定が完了。右のAdd to cartをクリックしてカートへ。f:id:byakusyn:20200418230546p:plain

 

こういったダイアログが出ることがあります。

ここまで入力した情報で相違なければYesで。

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カートに入ります。あとは支払手続きをすれば、配信準備完了です。

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音楽配信をするときの注意点

ということで初めて音楽配信をしたわけですが、注意点として以下のことがわかりました。

 

  1. アーティスト名、アルバム名、トラック名は強制的に先頭大文字になる
  2. 販売価格は設定できない
  3. 海外の配信サービスの場合、配信開始の時刻は日本時間ではない

 

1は登録手順の中でお話した通りです。

 

2は販売するストア(iTune StoreやAmazon Musicなど)によってそれぞれ規定があり、

それに沿った価格が自動的につけられます。

メイン販売方法をbandcampにしたのも、自分で価格設定をしたかったためです。

(bandcampは自分で販売価格を決められます。投げ銭も可能。)

 

3は当たり前といえばそうですが、基本的に配信当日の米国時間0時です。

米国でもNYとLAでだいぶ異なりますが、おおよそ日本時間で当日昼から夕方にかけて配信開始になると考えた方がよいでしょう。

 

あとがき

これで、配信した自分の音楽を世界中の人に聴いてもらえる準備が整いました。

地球の裏側に住んでいる人でも、アーティスト名を知っていればSpotifyなり何なりで

音楽をすぐに聴くことができます。

 

しかし、地球の裏側の人は、通常私の名前を知りません。

名前を知らなければ検索しようがない、よって私の音楽にたどり着くことができない。

たどり着くことができなければ、聴くことはできない。。。

 

言ってしまうと、配信までは手続きさえ踏めば誰でもできることで、

多くの人に聴いてもらうために本当に必要な活動は、配信後に始まります。

これについては今も模索中で、別途記事にしようと思います。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

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1stアルバム"chinmoku"、発売・配信開始

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

2020/04/01、1stアルバム"chinmoku"を発売・配信開始!

 

■bandcamp

https://byakusyn.bandcamp.com/

フルレングス試聴可能で、お値段5$です。

 

Spotify

https://open.spotify.com/album/0488CX8tKgBHQc4YhmMJOL?si=3MGX6giDQ_-6v

 

Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/chinmoku/1505236719

 

使いやすいサイトで聴いていただければと思います。

 

なお、アルバムの購入はiTunes StoreAmazon Musicなどでも可能だけど、

bandcampとディストリビューターとして利用したCD Babyが一番安いです。

というより、bandcampとCD Baby以外のストアは値段設定ができず、

それぞれのサービス内の規定で自動的に値段が決まってしまうようです。

 

配信の仕方や思ったことなどは、また別に記事に。

 

ひとまずリリースしたので、皆さまぜひ聴いてみてください。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

 

1stアルバム"chinmoku"、4/1リリース

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

2020/04/01、1stアルバム"chinmoku"をリリースします。

 

↓予告動画作ってYouTubeにアップしました。


[alternative metal] byakusyn - 1st album "chinmoku" trailer [atmospheric metal] [post metal]


SoundCloudでも聴けます。

だいぶ前から再録音、ミックス、マスタリングをしていたけど、

仕事が忙しすぎて数ヶ月手つかず。

当初2019年内リリースの予定が年度明けにリリースとなりました。

 

新曲はないですが、少々アレンジを変えていたり、再ミックスにより

音質がだいぶ上がっていたりするので、また新鮮だと思います。

 

販売はbandcamp、配信はSpotifyApple Musicを始めとする各種主要サービスを予定しています。

詳細、価格は後ほど。

 

ご期待あれ。

 

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byakusyn@4/1 1stアルバム"chinmoku"リリース

 

Universal Audio Apollo Twin USBの安定動作

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byakusyn(@byakusyn)です。

 

今回はUniversal Audio Apollo Twin USBに関する覚え書き。

持っていない人or知らない人はなんのこっちゃ、という記事です。

 

Universal AudioのApollo Twinが欲しくてMac乗り換えも検討していた数年前、

ちょうどタイミングよくWindowsに対応したUSB版が発売。

まさか動作環境がシビアだとは、そのときは全く思わず。

 

程なくしてビープ音問題に遭遇・・

 

目次

 

Apollo Twin USBのビープ音問題

Universal AudioのApollo Twin USB。DSPを搭載したオーディオIF。

DSP上でアンプシミュ等のプラグインを起動することで

DAW上で起動しているのと比較してレイテンシが少ない利点がある。

が、こいつが動作環境がシビアで、突然ビープ音がなることがあり、

それ故にあまり評価が高くない。

 

公式がアナウンスした対策

代理店のhookup社のサイトより。

https://hookup.co.jp/support/posts/6115

 

でも、以前のWin7ノートPCでは、上記だけでは改善しなかった。

試行錯誤し、結論。

 

冷やす

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ノートPC冷却台に乗っける。

もともとかなり発熱がある機器で、手で触れると結構な熱さを感じる位だったものが、

この対策でほとんど熱くないくらいまで冷やせた。

結果、これでビープ音現象が全く発生しなくなった。

熱暴走だったのかな・・

 

なお、こちらのブログではその冷え加減をレポートしている。

techip.info

 

USBカード増設

某大きい掲示板では、以下のカードを使用すると良いとの情報あり。

https://www.area-powers.jp/product/pcie/usb3/SD-PEU3R-2E2IL.html

安いものなので、今のPCには2枚入れて、冷却台と合わせて使っている。

USBチップとの相性もあるらしい。上記はRenesas製。

ただしこのカードも代替わりしていて、同じものは入手できなくなるだろうけど、

まあそう壊れるものでもないだろう。

 

あとがき

ということで、冷やす+チップを選んだUSBカード増設で、ビープ音問題をクリア。

今でも安定動作してます。

Apollo Twinには後継機種としてMK-IIやArrowが出ているので古い情報だけど、

自分の備忘録として残しておく。

もし同じように困っている人がいたら参考になるかも。

 

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byakusyn@1stアルバム製作中